無意味な世界で。
何もかも放り投げて、喘いで這いずり回って
そこで何かが視えるなんて思うほど甘ったれてはいないつもりよ。
こんな無意識の闇の中で生きているくらいなら、
いっそ全てを壊し撒き散らし粉々にして、作り直せばいい。
この肉体はわたしのものなんだから、
例えぼろぼろになって動かなくなっても
放っておいてほしいよね。
同じ電車に乗っていて、誰かが刺されようともきっと貴方は近づかないでしょう。
そんなふうに、わたし以外のすべての存在を無視して生きていきたい。
疎まれるのは
不幸ではなく
ただこの胸の裏側をのた打ち回る蟲たちの
鼓動を足音を聞くための
・・・・・・
なあんでか、
この体は全然利口ではありません。
もう捨てちゃって、他のを手に入れたい。
あ、そういう話、あったな
だれかを食べちゃうと、その肉体はわたしのものに
って。
こんなもののために足止めを食らいたくはないのにな。
自分でもまずいなって思うときはあるけれど
もう本当に、最悪。
それでもきっともつわ、って行ってしまいたいのに
後ろから捉まれる。
・・・・・・
もう、毎日死ぬほど食えば結構大丈夫なのかなと思い
見れば、牛乳もないし卵は1つしかないし
ついでにお鍋は洗ってないしで
なあんにも食べるもののない家であった。
そういえばこないだの打ち上げのお好み焼き、結構いけたな。
やっぱり毎日あれくらい食べなきゃだめなのかしら。
憂鬱な日々に、さらに襲い掛かるのは
ああ明後日学校行かなきゃとか
エンドレスが本当にエンドレスで続くらしいこととか
英語の授業の夢を見たとか
同じ退屈な日々が一生続くのだろうという
怯え。
こんな人生に意味があるのかと口にすることは恥ずべきものとされ
みんな目をつぶって
何にも残せない生き方を
自ら選んだように
ただ生き急いでいる。
でもやっぱり
人生に大切なものは
禁忌を犯す勇気とアバンチュール
毒入りワインを飲み干す恍惚と恐怖
明日には死んでるかもねなんて言えない密猟区の
獣が自分と知る刹那の快感
こんな平和ぼけした世界では
本の中だけの夢物語
なあんて
つまんない人生!!




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